Enjoy!〜準備運動は念入りに

 10月も1週間が過ぎ、私の住む地域も漸く秋らしい空気になってきました。とはいっても日中の気温は30度を超える暑さ、未だ半袖が仕舞えません……(´・_・`)早くニットが着たいです( ノД`)


 以下、前回の記事に鍵付きでコメントをくださった方へのお返事になります。

  10月3日にコメントを下さったお客様
 初めまして!嬉しいお言葉をありがとうございます。そのように言っていただけると本当に励みになります。暴君歴もちょうど同じぐらいで嬉しいです(´∀`*)それにどうやら同じ地方にお住まいのようで…蒸し暑いですよね、未だに。。お互い秋バテ?しないようにしましょうね!今後とも宜しくお願いいたします。


 さて、今回のお話は連載モノになります。前に書いた夏のお話で「季節モノは暫く避けよう」と猛省したはずなのに、舌の根も乾かないうちに季節モノ…だって思いついたんですもの。。月末はハロウィンもあるので、なんとかそれまでに全話書き上げたいものです。お話の内容としてはドタバタ、わちゃわちゃ系になります。少しでも、楽しんでいただければ幸いです。
 また、今回はプロローグ的なものなので会話形式になりますが、次回からは通常モードで進めて参ります。


 ではでは、よろしくお願いいたします。
『あ、兄〜さん!ただいまぁ!』

「おうお帰り。疲れただろ」

『ウチについたら疲れなんて吹っ飛んだ』

「んなわけねーだろ。お前、明日本当に大丈夫なのか?朝起きれそうにないんだったら無理しなくていいんだぞ。俺が行ってもいいんだし」

『大丈夫だよー。寧ろ時差ボケで今夜寝れないかも』

「もっとダメじゃねぇか!お前がそうなら黒川の野郎もそうなんだろ?ったくアイツは役に立たねェな」

『そんなことないもん!もし二人とも辛かったら松田さんに起こしてもらうもん!』

「馬鹿、松田さんは弁当作りで大変なんだろうが!迷惑かけてんじゃねぇよ」

『わかってるよ大丈夫だよ。それにあーいうのって早くいかなきゃいい場所取れないんでしょ?』

「まぁなぁ。毎年張り切った保護者が正門前に行列作ってるもんな。正門開けた瞬間にビニールシートもって走り出すんだぞ?お前できるか?」

『まーかーせーてっ!僕がダメでも黒川さんがいるからっ』

「馬鹿、通ってた学校のことなんだからお前の方がいい場所とかわかるだろ。ちゃんと飯の時間は日陰になる場所にしろよ」

『もちろん!因みに去年はどこにしたの?』

「あー確か家庭科室の裏あたり。3人だったし、適当に空いてる場所見つけたんだよ。でも今年は去年プラスお前ら2人と森永だから、6人か。結構頑張って広い場所取らないと窮屈な思いすんぞ」

『あ、えっと……』

「ん?」

『呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃん!宗一君、俺もいるよっ!!』

「?!その声はッッッ!!」

『みんな大好き磯貝兄さんだよっ』

「はぁぁぁぁぁあ?!?!?なんでお前がそこにいる!!!」

「えっ、磯貝さんですって?!」

「うるせぇ黙れ森永!」

『あ、森永君の声が聞こえた~。相変わらず仲良しさんだねっ。う・ら・や・まッ』

「ふざけんなテメェ!なんでそこにいんだよ!」

『だって黒川たちが帰国するっていうし、かなこちゃんは中学校最後の体育祭だっていうし。それは俺も参加しなきゃじゃない?』

「意味わかんねぇ!来んな!」

『え~だって森永君も来るんでしょ~?家族限定ってわけじゃないなら俺もよくない?』

「ぐっ……」

「ちょっ、先輩代わってください!磯貝さん、俺はかなこちゃんにお弁当でおいなりさん作るって約束してるんです!だから俺はいいんです!」

『俺だって手土産ぐらい準備してるもんね~。ちゃんと美味しそうな梨とかブドウとかミカン買ってきてるもんね〜』

「梨、か……」

「な、何絆されてるんですか先輩!梨ぐらい俺が準備しますからぁ!うわぁん!」

『あ、ねぇ森永君、俺もおいなりさん大好きなんだ』

「知りませんよそんなこと!」

『そ、宗一君っ!久しぶり……っ!』

「……なんで今このタイミングで出てきた黒川ぁ!!」

『ひぃっ!』

『ちょっと兄さんやめてよっ!黒川さんはいつ兄さんに挨拶しようかってタイミング図ってたんだからね!』

『それを俺が邪魔したんだけどねッ。てへっ』

『磯貝は黙ってて!あの、いや、宗一君っ、本当はもっと初めの方で挨拶しようと思ってたんだけど、その、タ、タイミングがっ』

「あぁん?!」

「先輩、落ち着いてっ!」

『もう皆うるさいッ!』

「おいかなこ、どうなってんだそっちは!」

『どうなってるも何も、明日のために巴兄さんたちと磯貝さんが来てくれたんじゃない』

「俺は磯貝が来るなんて聞いてないぞ!」

『かなこもびっくりしたけど、いいじゃない。人が多い方が楽しいし。ねー、磯貝さん』

『ねー』

「声が近い!磯貝てめぇかなこから離れろ!」

『くくく……宗一君ったら面白いなぁ本当……』

『ねぇ兄さん、ちょっと森永さんに代わって』

「森永なんてどーでもいい!こらてめぇ磯貝!」

「どーでもいいってなんですかっ!ちょっと先輩落ち着いて!」

「あ、くそっ!ちょっとばっか背が高いからってこのやろう!」

「痛い痛い蹴らないで!もしもし、かなこちゃん?」

『あ、森永さん!明日本当においなりさん作ってくれるの?』

「モチロン。もうおあげも炊いて準備してるよ」

『わーい!すっごく楽しみにしてる!これで短距離走も頑張れるー』

「ふふ。ちゃんとリクエスト通り、甘めのおあげに卵そぼろ入りのおいなりさんだからね」

「おい、俺はそんな甘いのは食えねぇぞ」

「大丈夫、わさび菜のおいなりさんも用意します」

『松田さんがおかず担当なんでしょ?もうね、冷蔵庫が下拵えでいっぱいなの!明日のお昼が楽しみ!』

「そうなんだ。俺も楽しみだなぁ松田さんのお弁当。いっぱい応援するからね」

『うん、ありがとう!兄さんたちのお世話、宜しくね?』

「もちろん任せて」

「ちょっと待てその中に俺は含まれてないよな」

『お世話になりまーす』

「磯貝さんはお世話しませんッ!」

『まぁまぁそう言わずに。俺も森永君の手料理楽しみにしてるからね。じゃあまた明日っ!』


 プツッ……ツー、ツー、ツー……







「……先輩」

「何だ」

「磯貝さんのおいなりさんだけ特別仕様にしていいですか」

「許可する」

「ありがとうございます」

「でもアイツの仕返しはマジでしつこそうだからな。やるならその辺覚悟しとけよ」

「…………デスヨネー」







   →次の演目はコチラ
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